米国ETF 上場廃止のお話し3【最終回】

在宅ワーカー、ノマドワーカー、忙しい投資家の方、 コレ便利

前回記事にした「保有していた米国ETFが上場廃止たらどうなるのか」

の続きです

前回、前々回から読みたい方はコチラ

前回⤵

前々回⤵

【リマインド】

上場廃止日まで保有し続けて売るに売れなくなったETFは証券会社から”特定口座払出通知書”というものが郵便で届き結果、ETFで上場廃止まで持ち続けたETFは証券会社が買い取る形で実質的には払い戻しがされるということがわかった。また償還条件が12月22日に決定予定とあったためその回答を待っていたところだった。結果が届いた。

【結果】

最終的に1口あたりの評価通貨(別通知:約96USD)となり、12/28に一般扱いで出庫=口座に振り込まれていました

【ETF上場廃止のまとめ】

上場廃止となったETFは、

①上場廃止前に”管理銘柄”として扱われその通知がくる

この時点で取引は通常通り行える。保有者は上場廃止になる可能性があることを理解しながら今後の取引きを売るのか、保有するのかを検討するべきである

②上場廃止日が確定すると”整理銘柄”として扱われ通知がくる

この時点で上場廃止される銘柄であることが確定する。取引は通常通り行えるが上場廃止日までに売るタイミング見てを実行するべきである

③上場廃止日を超えても銘柄を保有していた場合は

-1 今後の償還までの日程が通知される

-2 特定口座払出通知書が自宅に届く(予定評価額が相手により確定する)

-3 償還日の確定通知がくる

-4 口座に現金が振り込まれる

今回上場廃止ETFについて、”管理銘柄”も”整理銘柄”もスルーした結果、最終的にはそれなりの金額が支払われることがわかりましたが、基本的にはどんなに遅くても”整理銘柄”=上場廃止日が確定し通知された日までに売りを行った方がなにかと気も楽であり、自らの意思で売ることが可能であり、そのようにすることがおすすめです。

また、ETFは、株の上場廃止と違いそれほどびっくりする必要がないということも繰り返しお伝えしておきたいと思います。

以上、3話にわたりETF上場廃止についてでした。

おすすめ