ドットコムバブルに酷似。それがどおした?

初心にかえり自分を戒めたい言葉。それは・・・

・「未来は誰にもわからない」

・「失敗する確率をなるべくさげる方法がある」 ということ

とくに2つ目の「 失敗する確率をなるべくさげる方法がある 」は重要だと思っている。

その方法は「過去から学ぶ」というもの

だから、それが今回も当てはまるんだとか、違う動きをするかもとか、少ない知識で頭を悩ませた挙句、一喜一憂することは非常にバカげた行為だとおもっている

”ドットコムバブルの崩壊に酷似している”と言われる要因は、いまの株式市場は過剰な投機とバリュエーションの高まりの点から言われるもので、約3年間にわたり休みなく加熱したため。

そのささやかれた内容を自らチャートを眺めてみることで自身に納得を付けたいと思っている

下のチャートは当時1999年~2000年にかけて起きた ”ドットコムバブルの崩壊”を含んだ、NASDAQとNYダウ平均の指数チャート同じスケールに貼り合わせてみた図。

比較すると、工業株30種の平均となる「NYダウ平均」にくらべ、企業の多くがMicrosoft(マイクロソフト)やApple(アップル)など、ハイテク関連やインターネット関連の新興企業が中心で構成されている「NASDAQ」の下落は著しいことがわかる。

アメリカ市場を中心に起きた電子商取引(e-コマース)によるビジネスモデルの革命→サービスや技術を売る会社に過剰投資されてテック株に資金が集中→金利操作不能→暴落。

ただし、そこに至る経緯には

・暴落半年前の「利上げ」、

・3か月前の調整(株価下落・その後上昇)

・2000年暴落

というステップを踏んでいる。

さらに2年前の1998年にさかのぼると大手のヘッジファンドの実質破綻あり。

最後の暴騰と暴落の原因の極めつけは、Y2K=2000年問題

端的に言うと2000年にあらゆるデジタル管理の数字の桁が更新されることでコンピューターの誤作動が起きるかも?という懸念から発動した国政策のY2K対応の緊急資金供給こでれ爆上げを果たしている。

そして懸念の期間終了で、ハイテク暴落というあらすじである

冒頭にも書いた自分への戒め

・「失敗する確率をなるべくさげる方法がある」 ということ

・その方法は「過去から学ぶ」というもの

今、金利の値上げ、3年続いたグロース系のバリュエーション。そして下落 が始まっていると実感する

そして ”ドットコムバブルの崩壊 ”時の手前であった”Y2K”これに相当するイベントは見当たらない

グロース・ハイテク株とはしばらく縁を切ることが好ましく感じている

・投資家が寄り付きやすい低PERの株、それも健全性の高い有名企業

・投資家がすぐには狼狽売りしない、のんきに配当狙いでいられる高配当株

にシフトするべきだと思う。

個人はそれとは別にレアメタルコモディティにも投資額を増やし継続する予定でいる

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