’23年の投資の方向性を決めた
’22年は投資家にとって厳しい1年だった
それは誰もが肌で感じたこと
後半はそのためにどうするか?を考えることが極めて大切だったが、セオリーとされる相関関係のスキルも使えず仕舞いの年=なにがおきるかわからない年だった
’23年になってようやくその悲観ムードが浸透しきったことで、根拠のない一服感だけがじわじわ感じてきたというのがフィーリング的な感想
裏付けとしては依然乏しいこの状況ながら株価として沈み込みすぎた感のあるアメリカ市場へ若干の回復が視野に入ってきたと思っている。
’22年が長期利上げの年であった事に対して、市場はその懸念を織り込んだこと。一旦織り込んだ要素は続けて二度織り込まないことを考えれば、長期金利は低下する方向と読むことができる。それが、米国市場の若干の回復のシナリオである。
もう一つは米国以外にも目を向けておきたいという考え。
インフレ化の動きをコントロールしてきたとは言え、またインフレが強まればドルは高騰、また米国に資金が集中するかもしれない。ドル高は他の国の資金流入を鈍らせる。しかし世界的には前述したとおり、長期金利政策をしないのではないか?の理由から世界的に不況を予感するムードになると予測しています。その際、米国以外のリターン効率の高い国に資金が流入しはじめるかもしれないと思っている
今年は、アメリカとアメリカ以外の国にバランスをとりながら恩恵が得られる年になるのではないか。
無難な戦略になるが、基本は従来保有してきたETF(VTI/VOO等)はそのままに世界インデックス(VT等)を買い増していく戦略。それと資金流入のケースも加味したフロンティアマーケットに簡単に注げるETFのFMを軸にした戦略をとるつもりでいる